革包丁

靴作りで使用している工具を紹介していきたいと思います。

最初に紹介するのは、革包丁になります。

革包丁は片刃で、鋼(裏側)と軟鉄(表側)の合わせ(つけ鋼)の構造となっています。また、鋼材の種類には、白紙(白鋼)・青紙(青鋼)などの種類が有り、白紙よりも青紙の方が耐摩耗性が良くなっています。

写真は当工房で生徒さんに勧めている革包丁で、青鋼スーパーの鋼材を使って作られている「信義」というものです。

工具は買ったままの状態で使える物はほとんどなく、この革包丁もその一つです。買ったら先ず、荒砥を使って裏側の鋼の面を平らにする作業(裏押し)をしてから、表側の「しのぎ」の面を好みの角度で作ります。次に中砥、仕上砥の順で研いで奇麗な切刃を作り出します。最初は結構大変な作業になりますし、上手く研げるようになるまでには時間がかかります。