生徒さんが、初めての「すくい縫い」に挑戦しているところです。すくい縫いはウエルト、アッパーと中底をまとめて縫う作業工程のことを言います。写真では、吊り込みを終わった状態の靴に細長い革(これがウエルトです)を縫い付けているイメージですね。
完成時にはこの縫い目は外から見えないのですが、手作り靴の作業の中でも重要な作業になります。今回、生徒さんの使う「すくい針」が英国製で、日本製のものと形状が異なるので、デモンストレーションをしながら上手く出来るか心配でしたが、目印の場所に上手く針が出ました。
生徒さんも初めての作業なので最初は戸惑っていましたが途中からは慣れてきていたようです。
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