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靴作りで使っている工具には、写真のように数字が書かれている物があります。これは複数のサイズがある場合に書かれているのですが、この数字の意味を考えたことがない人も多いのではないでしょうか?
写真の右側の工具は、目付車(Fudge Wheel)といって出し縫いのときの縫う間隔の印をつける為に使う物です。写真の目付車には12と書かれています。靴作りではインチと言う単位がよく使われていて、これも12 SPI(stich per inch)ということを表しています。つまり、1inch(25.4mm)の間に12個の縫い目が入ることになります。
写真の左側の工具は、コバコテ(edge iron)といって出し縫いをしたコバ面にコテを当てる為に使う物です。こちらの数字はironと言う単位が使われています。
ironと言う単位は革の厚みでも使われている物です。